ウェルカム トゥ 大樹海!
(ログを取り忘れていたので、記憶のみで再構築しています)
「ウェルカム トゥ 大樹海!」
「聞いてくれよ、トム」
「なんだい? ジョン」
「今ならなんと、もれなく六文銭がもらえるんだ!」
「それなら三途の川も安心だね!
 でも、ジョン。
 キミって仏教徒じゃないだろ?」
「ウェルカム トゥ 大樹海!」
「ところで、トム」
「なんだい? ジョン」
「この時期になると、こういうトナカイ娘をよく見るんだが、
ああいう動物って、角が生えてるのはオスだけのはずだよね。
 ということは……」
「ウェルカム トゥ 大樹海!」
「ほら、見なよジョン。
 やっぱり女の子だったじゃないか」
「あぁ、そうだね」
「……それにしても、この子のココ、えらいジャングルだね」
「あぁ、大樹海だからね」
「!?
 大樹海ってココのことだったの!?
 ……ねぇ、ジョン」
「なんだい?」
「なんでキミ、ボクのお尻なでてるのさ」
「ウェルカム トゥ 大樹海!」
「トム、実は俺、前からお前のことが……」
「うわぁ! ボクにそんな趣味はないよ!」
(タッタッタッタ……)
「ウェルカム トゥ 大樹海!」
「待ってくれ、トム!」
「いっ、いやだー!」
(タッタッタッタ……)
「まってくれ……うぼぁー!」
「バカチンがー!」
「誰だか知らないけど、ジョンを蹴っ飛ばしてくれてありがとう。
 助かったよ……って、うぼぁー!」
「ばかちんが〜!」
「ボ、ボクもか……(ぱたり)」
「おーい、こんな所で寝てると風邪ひくぞ〜」
「ばかちんが〜」
(はっ、今までのは夢?
 そうだよね、ボクの名前はトムじゃないし。
 えーと、たしか衛星軌道から叩き落とされて……それから……
 はっ、そんなことよりパトラッシュ……
 いままで見たかった二枚のxxxが目の前に。
 ボクは幸せだ。
 パトラッシュ、疲れたろう? ボクも疲れたんだ。
 なんだかとっても眠いんだ……)

「ウェルカム トゥ 大樹海!」